マタニティ通信

2013年5月3日(金)更新

第97回「妊娠中のお酒とお茶について」

お酒

妊娠中の飲酒は、流産や低出生体重児、さらに赤ちゃんの発育や中枢神経に悪影響を与える可能性を高めます。(常用の場合は、知能や発育に障害をともなう胎児性アルコール症候群の可能性が高まるとされています)。妊娠中、出産後も授乳中は禁酒しましょう。

お茶

カフェインが含まれているコーヒーや紅茶、緑茶などは、血管を収縮させ血流を悪くします。カフェインを含まないカフェインレスのコーヒーや番茶などをおすすめします。どうしても飲みたいという方は、1日1~2杯程度におさえましょう。

執筆者

中川産科婦人科 院長 中川 仁志

中川産科婦人科 院長:中川 仁志
Hitoshi Nakagawa

久留米大学医学部卒業
広島大学医学部産科婦人科学教室入局

職歴
呉医療センター・中国がんセンター
広島大学医学部附属病院
県立広島病院
資格
日本産科婦人科学会 専門医
母体保護法指定医
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
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