2013年2月1日(金)更新
第84回「産後の家族計画」
授乳期にみられる乳腺炎には、うっ滞性乳腺炎と化膿性乳腺炎があります。
うっ滞性乳腺炎は、乳房の血管、リンパ管拡張による乳腺の圧迫や、乳汁による乳管閉鎖により乳汁が貯留しておこります。乳汁のうっ滞が消失すれば症状は軽減します。
化膿性乳腺炎は、乳頭より細菌が侵入し感染をおこした場合におこります。細菌感染している為、治療としては、抗生物質による薬物療法が必要となります。
両者とも症状として、発赤・腫脹・硬結・疼痛・熱感・発熱などの症状があります。
この様な症状があれば、早目に受診して医師に相談しましょう。