2011年12月30日(金)更新
第27回 「妊娠中に歯が痛くなったら」
妊娠中は虫歯(う歯)になり易く、悪くなり易いといわれています。症状がなくても妊娠初期に検診を受けて、必要があれば治療を受けてください。
ただし妊娠初期は胎児への影響も考えると緊急を要する治療のみとして、妊娠4~6月の間の治療を検討してみてください。薬は胎児への影響の少ないものを選べばまず問題なく使用できます。
抜歯の場合には血が止まりにくい病気が無いかを調べてもらったほうがよいと思います。その際使用する局所麻酔薬は胎児への影響はほとんど考えなくてよいと言われています。そして治療の時に使用する薬にアレルギーが無いかは確認してもらってください。
虫歯は放置せず、歯医者さんに相談して適切な治療を受けてください。