マタニティ通信

2014年6月6日(金)更新

第154回「妊娠中の皮膚のかゆみと漢方」

妊娠中に皮膚の痒みを感じることがあります。

皮膚が乾燥することで痒みを生じている場合は、保湿だけでもある程度の改善を認められる場合もありますが、妊娠中に現れる痒みを伴う皮膚症状には様々な原因があると言われてます。

人によっては強い痒みを伴い、夜も眠れないほどの症状を認めるときもあります。
病状によってはステロイドなどを用いた治療が必要な場合もあるので皮膚科での診察、治療を受けてください。
漢方薬により、かゆみをある程度改善するものがあります。

温清飲、黄蓮解毒湯は子宮収縮作用のある大黄は含まれてなく、その効果が指摘されています。また、当帰飲子、白虎加人参湯も痒みを抑える作用があると言われています。

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