マタニティ通信

2014年5月2日(金)更新

第149回「産褥体操」

産褥期の心身の回復や肥満防止の為に、産後1日目から体操を始めましょう。

  • 悪露の排出を促し、子宮の回復を早めます。
  • 血液の循環が良くなり、母乳の分泌や痔の回復を促します。
  • 出産のために伸びきった筋肉の回復を助けます。
  • 尿や便の排泄機能を整えます。
  • 尿や便の排泄機能を整えます。
  • 姿勢を良くして腰痛を防ぎます。

最初は軽い運動から始めて、徐々に運動の程度を高め、回数も増やしていきます。
マイペースで毎日続けることが第一。できれば3ヶ月、少なくとも4~6週間は続けましょう。帝王切開の方は、産後2~3週間ぐらいから徐々に初めて下さい。

執筆者

中川産科婦人科 院長 中川 仁志

中川産科婦人科 院長:中川 仁志
Hitoshi Nakagawa

久留米大学医学部卒業
広島大学医学部産科婦人科学教室入局

職歴
呉医療センター・中国がんセンター
広島大学医学部附属病院
県立広島病院
資格
日本産科婦人科学会 専門医
母体保護法指定医
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
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