マタニティ通信

2014年3月14日(金)更新

第142回「後陣痛について」

産後の子宮の収縮に伴う痛みを「後陣痛」と言います。「こうじんつう」や「あとばら」という呼び方で知られています。体を動かしたり、授乳をした時に下腹部から腰部に生理痛のような痛みを感じることがあります。それが「後陣痛」です。
妊娠中に大きくなった子宮は、出産を終えて1ヶ月位かけて徐々に元の大きさに戻っていきます。授乳により分泌されるホルモンの力で、子宮収縮をより促進させます。
産後数日は子宮収縮に伴って痛みが強いこともありますが、徐々に軽快していきます。痛みの強い時は鎮痛剤を使用するなどしてコントロールすることができます。痛みが強い時は、我慢せずに医師や看護師に相談しましょう。

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