マタニティ通信

2014年1月10日(金)更新

第133回「むくみについて」

妊娠後期から産後にかけて、子宮の増大やホルモンの影響により、むくみやすくなります。
予防としては

  • 長時間立ったままや座ったままの姿勢をとらない。
  • 足を少し高くして横になり、休息をとる。
  • 適度な運動やマッサージにより循環をよくする。
  • 衣服による過度な圧迫を避ける。
  • 食事に気をつける(塩分を控え、利尿作用のあるもの…アボガド、バナナ、ひじき、ほうれん草などを摂る)などがあります。

それでも改善しない、悪化する、または血圧の上昇を伴う場合は、妊娠高血圧症候群(PIH)などの合併症の可能性も考えられるため、早めに医師に相談をしましょう。

執筆者

中川産科婦人科 院長 中川 仁志

中川産科婦人科 院長:中川 仁志
Hitoshi Nakagawa

久留米大学医学部卒業
広島大学医学部産科婦人科学教室入局

職歴
呉医療センター・中国がんセンター
広島大学医学部附属病院
県立広島病院
資格
日本産科婦人科学会 専門医
母体保護法指定医
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
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