マタニティ通信

2013年8月9日(金)更新

第111回「つわりについて」

つわりの原因は、胎盤をつくる時に分泌される「ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)が影響していると言われています。
つわりの時期や程度は人それぞれです。妊娠8~13週をピークに、胎盤が完成する妊娠14週頃には楽になる人が多いようです。

つわりを乗り切るには
●食べたいものを食べたい時に食べる。
●空腹になり過ぎないようにする。
●気分転換をする。
●便秘に気を付ける。
等があります。

食べられないからといっても、赤ちゃんはまだ小さく成長に影響ありません。無理せず、あせらず自分のペースで乗り切りましょう。また症状が強い場合は、かかりつけの病院に相談しましょう。

執筆者

中川産科婦人科 院長 中川 仁志

中川産科婦人科 院長:中川 仁志
Hitoshi Nakagawa

久留米大学医学部卒業
広島大学医学部産科婦人科学教室入局

職歴
呉医療センター・中国がんセンター
広島大学医学部附属病院
県立広島病院
資格
日本産科婦人科学会 専門医
母体保護法指定医
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
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