マタニティ通信

2013年5月10日(金)更新

第98回「風疹の予防対策をしましょう」

風疹感染が、流行しています。風疹とは、急性の発疹性感染症で、症状として発疹、発熱、リンパ節腫脹が認められます。一度かかると、大部分の人は生涯風疹にかかることはありません。

抗体のない妊婦さんが風疹にかかると、赤ちゃんに難聴、心疾患、白内障などの障害「先天性風疹症候群(CRS)」が起こる可能性があります。風疹にかかった時期により違いがあり、妊娠後半に感染しても、胎児に先天異常は出現しません。

風疹にかかったかどうかはっきりしない人は、ワクチンを接種しましょう。
ただし、妊娠中は予防接種をうけることはできません。
妊娠初期の女性は,なるべく風疹患者と接触しないように行動しましょう。

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