2013年4月19日(金)更新
第95回「沐浴」
新生児は新陳代謝が活発で、発汗や皮脂の分泌が多く、排泄も頻回におこないます。皮膚が不潔になりやすく、そのため、しばしば湿疹、かぶれ、あせも等が発生しやすくなります。
沐浴は、皮膚表面の清潔を保ち、児の全身を観察するために行います。温浴・皮膚刺激・適度な運動により血行を良くし、新陳代謝を促進し、哺乳力を高める効果があります。親子間のスキンシップやコミュニケーションを深める機会にもなります。
抵抗力が弱く感染しやすい新生児期は、ベビーバス等での沐浴を毎日おこない、大人と一緒の入浴は1ヶ月頃から始めましょう。
沐浴を家族でスムーズにおこなうために、沐浴指導を受け疑問や不安を解消しておきましょう。