マタニティ通信

2013年3月22日(金)更新

第91回「赤ちゃんの健康管理」

出生後28日未満の乳児を新生児といいます。
新生児は、泣くこと以外に、何も訴えることが出来ないため、日頃の観察が大切になります。
観察項目として
○睡眠
○機嫌
○哺乳状態
○体重の変化
○便の状態
○体温
○顔色や表情
などが挙げられます。

新生児は何か一つの体の変調をきたすと、全身のバランスがくずれやすいため、他の症状にも気をつけて観察することがとても大切です。
毎日の育児の中で通常と異なる症状(気になること)があれば、主治医に相談してみましょう。

執筆者

中川産科婦人科 院長 中川 仁志

中川産科婦人科 院長:中川 仁志
Hitoshi Nakagawa

久留米大学医学部卒業
広島大学医学部産科婦人科学教室入局

職歴
呉医療センター・中国がんセンター
広島大学医学部附属病院
県立広島病院
資格
日本産科婦人科学会 専門医
母体保護法指定医
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
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