マタニティ通信

2013年3月1日(金)更新

第88回「妊婦と花粉症」

花粉症の多いシーズンがやってきました。妊娠中はホルモン分泌の増加などにより、体に水分を蓄えようとし、鼻の粘膜が過敏になるため、花粉症は悪化しやすいといわれています。

妊娠中の花粉症対策には薬が使いづらいため、セルフケアと予防が重要です。
疲れをためないようにしっかり睡眠をとり、花粉の多く飛ぶ日や時間帯は外出を控える。マスク、帽子などを着用する。洗顔、うがいをこまめに行う。室内の掃除や洗濯物をよくはたいてとり込む。など一般的な予防法をしましょう。

花粉症治療には点鼻、点眼などの局所療法と漢方薬、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬の内服があります。症状により、使用する薬が異なりますので先生に相談してみるとよいでしょう。

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