マタニティ通信

2012年6月1日(金)更新

第49回 「妊娠と漢方薬」

妊娠中の治療、症状の緩和を目的に漢方薬は用いられるだけでなく、最近よく言われている「妊活」時期である妊娠前、また分娩後にも広く用いられています。
漢方薬はすぐには効かないと思われがちですが、風邪のように症状が急に出るものでは、個人差はありますが内服してすぐに変化を感じるものもあります。そして催奇形性についての報告はないと言われていることもあり、妊娠中によく利用されています。

但し漢方薬にもセンナ、アロエと言った妊娠中は禁忌と言われるもの、また通常量であれば問題はないが、注意して使用する薬として大黄のように子宮収縮作用があるものが含まれた薬もありますので、医師に確認を行ない内服されることをお勧めします。

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