マタニティ通信

2012年5月25日(金)更新

第48回 「妊娠とアルコール」

お酒が好きな妊婦さんも多いとは思いますが、妊娠中はアルコールを制限しなければなりません。
実際にアルコールを摂取すると赤ちゃんにはどんな影響があるのでしょうか? 妊娠中にお母さんがアルコールを摂取すると胎盤を通してお腹の中の赤ちゃんに移行します。胎児はアルコールを解毒する仕組みが未発達でありお母さん以上に影響を受けると言われています。

また胎児アルコール症候群といって、子宮内での成長や発達の遅れ、脳などの中枢神経障害、顔貌の異常などを引き起す事があります。お母さんの大量の飲酒が主に原因とされていますが、どの程度までの飲酒なら安全といったことも分かっていません。 妊娠中は赤ちゃんとお母さんは常につながっていることを忘れず、禁酒するように心がけましょう。

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