マタニティ通信

2012年5月18日(金)更新

第47回 「おっぱいマッサージ(乳管開通法)」

出産後すぐに赤ちゃんに母乳を吸わせることが出来るように、妊娠中からマッサージをして、乳頭、乳輪をやわらかくしておきましょう。
マッサージは、妊娠経過が順調であれば、30週頃から行いますが、腹緊の自覚がある、体調が悪い、逆子、切迫早産で張り止めの薬を内服中、出血がある時は止めて、36週頃から行って下さい。

1.マッサージする手の3本指(母指、示指、中指)で乳頭、乳輪部をはさみ、少しずつ圧を加えながら3秒ほど圧迫します。
2.3本の指で乳頭、乳輪をはさみ、横方向にもみずらしながらほぐします。
3.3本指で乳頭、乳輪をはさみ、縦方向にもみほぐします。

初めは軽く力を加えながら、少しずつ圧を加えましょう。 詳しい方法は、スタッフにお尋ねください。

執筆者

中川産科婦人科 院長 中川 仁志

中川産科婦人科 院長:中川 仁志
Hitoshi Nakagawa

久留米大学医学部卒業
広島大学医学部産科婦人科学教室入局

職歴
呉医療センター・中国がんセンター
広島大学医学部附属病院
県立広島病院
資格
日本産科婦人科学会 専門医
母体保護法指定医
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
このサイトは最新のブラウザでご覧ください