マタニティ通信

2012年4月6日(金)更新

第41回「授乳中に薬を出されたら」

多くの薬は母乳に移行するため、医薬品添付文書には授乳は避けたほうがよいと書かれているものがほとんどになっています。
ただし薬が母乳に移行する量は非常に少ないため、重大な影響を与える薬は多くないと考えられています。

抗がん剤、免疫抑制剤は量に関係なく授乳と内服は同時に行わないとされています。
他にも影響のあったと報告されている薬、授乳中のお子さんへの影響が不明で注意が必要な薬もありますが、「薬を飲んでいる間は授乳を中止してください。」と言われたとき、授乳を止めたくないからと自己判断で薬の服用を中止しないでください。お母さんの病気を悪化させる事もあります。
心配な時は医師に確認をとって最善の選択をしてください。

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