マタニティ通信

2011年11月4日(金)更新

第19回 「妊娠中の自転車、車の運転」

よくある質問の中に妊娠中の自転車、車の運転があります。自転車に乗ってはいけないわけではありませんが、普段よりふらつきやすく、体型の変化でバランスが取りにくくなるので、転倒の危険が高くなります。
また、妊娠中は瞬時の判断が鈍くなるので事故も心配です。運転するときには、体調のより時に安定した道をゆっくり乗りましょう。
また、妊娠中の運転は、普段より神経を遣い疲れやすく、集中しにくかったり、眠くなりやすいため事故につながりかねません。お腹が大きくなるとハンドル等でぶつける可能性もあります。
運転が辛いと感じたら、控えましょう。運転が不安なときは、医師に相談しましょう。 時間に余裕を持ち、シートベルトをして、いつもより安全運転を心掛けて運転しましょう。

執筆者

中川産科婦人科 院長 中川 仁志

中川産科婦人科 院長:中川 仁志
Hitoshi Nakagawa

久留米大学医学部卒業
広島大学医学部産科婦人科学教室入局

職歴
呉医療センター・中国がんセンター
広島大学医学部附属病院
県立広島病院
資格
日本産科婦人科学会 専門医
母体保護法指定医
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
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